ありすの時間

恋心の切ない 言葉のつぶやき と イラスト

つぶやき

悲しさが時計の針を戻そうとする

★悲しさが時計の針を戻そうとする 悲しさが忘れていたはずの始まらなかった恋を揺り動かす もしあの時・・・の渦にのみ込まれてゆく もしあの時・・・の森に迷い込んでゆく

過去を検索してみたら・・・

★過去を検索してみたら・・・ 昔、私を口説いた男の人の名前を検索してみた。 彼は大手電機メーカーに勤務していて、酔っ払いながら「結婚して」と囁いた人だった。 当時、私はかなり年上の人と先の無い恋に夢中で、一つだけ年上の彼は子供っぽく思えた。

恋をしている時よりも、恋を思い出している時の方が切なく苦しい

★恋をしている時よりも、恋を思い出している時の方が切なく苦しい もう消えたと思っていたのに、風が吹くと葉擦れの音のように鳴り響く 繰り返えした数だけ、染みわたる 揺れる少し癖のある髪

恋の終わり方は、簡単だった

★恋の終わり方は、簡単だった お店を出て横断歩道を歩きながら、私は後ろから彼が追いかけてくれることを期待した。 歩調を緩め、後ろを振り向いても彼の姿はどこにも無かった。 横断歩道を渡り切り、何度も信号が青に変わっても彼の姿は見えなかった。

背中をただ眺めることしかできない

★背中をただ眺めることしかできない 背中を向けられてしまうと、拒絶されたように感じる 振り向いてもらえないことを怖れ、ただ眺めることしかできない 伸ばしかけた手は、宙を漂う

報われない想いは、どこへ消えてゆくの?

★報われない想いは、どこへ消えてゆくの? どんなに思い焦がれても、報われない想いがある どんなに尽くしても、報われない想いがある 受け取ってもらえなかった想いたちは、どこへ消えてゆくの?

仮面を被ることで、いったい何を守りたかったの?

★仮面を被ることで、いったい何を守りたかったの? 傷付きやすい心を隠すために、仮面を被る 壊れやすい心が嫌いで、仮面を被る 仮面を被りながら、『本当の私を分かってくれない』と嘆き悲しむのはただの驕(おご)り

優しい嘘を流すたびに、終わりへ向かってゆく

★優しい嘘を流すたびに、終わりへ向かってゆく 嘘だと分かっていても、離れたくないから気付かない振りをする 嘘だと分かっていても、終わりにしたくないから傷付かない振りをする 優しい嘘を夢の中へ流したつもりでいても、心の深いところに棘はしっかり残…

あの夏のあの日のあの夜、花火は打ち上がらなかった 

★あの夏のあの日のあの夜、花火は打ち上がらなかった グラスに入ったビールの琥珀色を見ると、あの夏を切なく思い出すことがある。 白い泡が弾けるたびに醸し出すビールの香が届くと、あの日を懐かしく刺激することがある。 よく冷えているビールの苦味がい…

あなたの背中を見ながら歩くようになったのは、いつからだろう?

★あなたの背中を見ながら歩くようになったのは、いつからだろう? 少し遠くにいたあなたが、隣を歩くようになった。 少し距離を空けるあなたと、触れるようになった。 少し離れているのが嫌で、手をつなぐようになった。

「ごめんね」の数だけ、罪悪感で苦しい・・・

★「ごめんね」の数だけ、罪悪感で苦しい・・・ 一緒にいて楽しいから、恋になるわけはない。 一緒にいて苦しくても、恋に溺れることもあるのだから・・・。 好意を寄せてくれてた相手を拒むことに、こちらも無傷でいられない。

夢と現の狭間が曖昧になってゆく

★夢と現の狭間が曖昧になってゆく 涙を流しながら目を覚ます。 瞼の裏で見ていたものが、夢なのか過去の記憶なのか曖昧でもう分からない。 夢の中でまで悲しませないで・・・。

刹那的な想いなのに、繋ぎ止めようとしないで・・・

★刹那的な想いなのに、繋ぎ止めようとしないで・・・ 波の音に包まれた瞬く星の下、酔いにまかせて赴くままに刹那的な恋気分。そんな気持ちは事故のようなもので、日常の中へするりと消えてゆく。始める気持ちなんてないくせに、『本気だった』なんてズルイ…

利用されているだけだと分かっていても、恋が止まらない

★利用されているだけだと分かっていても、恋が止まらない 悲しいだけの恋だと分かっていても、止まらない恋がある。 もしかして・・・の気持ちにすがりつき、見なかった振り、無かった振りをする。 離れたくないから、感情を檻へ入れる。

気まぐれな稲妻のように、『愛してる』が消えてゆく

★気まぐれな稲妻のように、『愛してる』が消えてゆく 出逢ったその日に告白する言葉の中に、どのくらいの真実があるのだろう? 心を麻痺させる甘い言葉で、恋の罠に落ちてゆく。 スイッチが簡単に入った恋は、刹那的に消えてゆく。

『好き』といってくれた想いも、いつか消えてしまう。

★『好き』といってくれた想いも、いつか消えてしまう。 恋が下手だと『好き』の気持ちが相手より大きくなってしまうことが怖くて、気持ちを隠してしまう。 去っていってしまうときも、傷ついていない振りをする。 別れた後に恋をした。

ねえ、『テレゴニー』って知ってる?

★ねえ、『テレゴニー』って知ってる? 忘れられない人との思い出は記憶の中だけでなく、躰の中にも消えずに残っているのかも・・・。

順番の違う『想い』で、悲しみの風が吹く

★順番の違う『想い』で、悲しみの風が吹く 『好きだ』から、『肌を触れ合わせたい』 『肌を触れ合わせたい』から、『好きだ』 同じ文字を使っていても、並べる順番が違う二つの文章の間には大きな溝がある。

『痛い』と感じた時、もう恋は始まっていた。

★『痛い』と感じた時、もう恋は始まっていた。 恋の始まりは計画できない。 恋を始めたい時に始められればいいのに・・・。 準備が出来ていなくても、タイミングが悪くても、気付いた時にはもう始まっている。

『二番目』という哀しみ

★『二番目』という哀しみ 『二番目』という言葉の響きは不思議だ。 『一番目』の次なのだから、とてもいい言葉のようにも聞こえる。 けれど、『二番目』という言葉は哀しい情景を浮かばせる。